私は、2002年から100%植物性の食生活を送っております。
動物性食品を一切食べなければ健康的に問題があるのではないだろうか?
そのように思われる方は多いことと思われます。
しかし、現代栄養学・医学の教えとは異なり、過し易い体重から変わらぬままとても健康的で、病気に対する免疫力も高いのが現状です。カルシウムは、野菜・海草・木の実・穀類等から、タンパク質は、大豆をはじめとする大豆加工製品等から、エネルギー源となる炭水化物は、植物性食品のみで十分に摂取することが出来ます。栄養面に置きまして問題はございません。

※現代の食生活は、早急に見直されなければならない時期に来ております。と言いますのは、地球環境に大きな負荷を与えているということ。飢餓問題やエネルギー効率の面からも動物性食品は現状を悪化させております。

山・川・海に暮らす動物たちを食べるということは、生態系を破壊する行為です。破壊された生態系は、なかなか元には戻りません。環境破壊により、1年間に40,000種類の生物が絶滅しております。

畜産には、飼料となる大量の穀物が必要となります。穀物を作るには、広大な土地と大量の水と農薬が必要となります。肉や乳製品は食べなければならない食品ではなく嗜好品であるということ。
それらの嗜好品を得る為に、海外の国々から穀物と水、人々の労力と健康を資本力を持った国が奪っている背景があるというのが現状であります。
1日に25,000人もの人々が飢餓の為、命を失っております。世界中の人たちが食べるだけの穀物と水はあるにもかかわらず先進国の人たちが、外国の食糧を高い資本で買占めて畜産の為の飼料に、エネルギーの資源にと、使っているのです。
そして、我々の国でも日々大量に食べ残し廃棄されております。

私たち日本は、自給率39%でありますので海外からの食糧輸入が出来なくなりますと飢餓国家へ向かいます。実は、それはもう既にゆっくりと始まっております。
輸入先であるアメリカ、オーストラリア、ブラジル等大国が年々温暖化による干ばつ、豪雨といった天災で収穫率が低下致しておりいずれは、日本に穀物・野菜・果物を輸出することが出来なくなると考えられます。
国内の穀物・野菜等の自給率を高めることと同時にエネルギー効率の良い食生活への転換を国家レベルで新たなる指針を打ちたて国民全体を食育致してゆくことが急務であると考えられます。





100%植物性食材のみで作られた多国籍料理

植物性食材だけでも、視覚・味覚・食感的にも十分美味しく満足できる料理を召し上がって頂くことが出来ます。
肉の代わりとなるもどき製品もネット販売で多数ございます。
牛乳の変わりには豆乳を、マヨネーズの変わりには植物性だけで作られたマヨネーズ状ドレッシングがございます。
今までとは、さほど変わらぬ料理をお楽しみ頂けます。
写真は、神人が料理人として2008年まで作ってきた料理のほんの一部でございますが、お料理をお考えになる上で御参考頂けましたらとても嬉しく思います。